戊辰戦争の最後を飾った城
江戸時代末期に、日米和親条約によって開港した函館の軍事防衛力を強化するために築かれた、星型の土塁です。正確には、五稜郭というのはこういった星形の形をした城のことをさし、北海道にある五稜郭のことは正式には亀田役所土塁といいます。長野にも五稜郭がありますが、一般的に五稜郭というと、この北海道のものを指します。1866年に、当時の将軍であった徳川家定の命によって建てられました。しかしながら資金不足もあり、あまり十分なものは建てられなかったようです。函館開港の際には、函館奉行所がおかれ、箱館戦争で消失したこの建物も、2010年には五稜郭内に復元されました。幕末になると、政府軍との徹底抗戦の意思を示した榎本武揚や、新選組副長の土方歳三などが、この五稜郭に立てこもり蝦夷共和国を樹立して、新政府に徹底抗戦の構えを見せました。しかしながら政府軍の圧倒的な戦力の前に敗れ去り、戊辰戦争はこの五稜郭での先頭を最後に締めくくられることになりました。そういった観点からか、幕末ファンの間では非常に人気の城であり、歴史は浅いながらも、城の人気ランキングなどでは常に上位にランクインする人気の高いお城です。見事な星型は、ぜひ五稜郭タワーからご覧頂くのをお勧めします。
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