北海道の歴史

北海道には、旧石器時代から人類が存在しますが、北海道や東北は中世では、蝦夷(えみし)と呼ばれていました。その中でも北海道にいた人々のことをのちに蝦夷(えぞ)と呼ぶようになり、これが北海道の先住民族であるアイヌ民族の祖先に当たると考えられています。鎌倉時代になると、本州から人々が積極的に北海道に渡るようになり、戦国時代には武田信広が北海道を制圧して松前藩を置くようになりました。松前藩はアイヌ民族との交易を行っていましたが、その交易は藩側にとって有利なものだったので、たびたびアイヌ民族との争いも起きています。江戸時代末期になると北海道ではロシアとの軋轢が強くなり、江戸幕府は間宮林蔵などを使わして、北海道の探索を行い、北海道の地理を明確なものにしました。また幕末になると政府軍に最後の抵抗を試みる榎本武揚や土方歳三などが、一時的に蝦夷共和国というものを建国しますが、五稜郭で戦い、敗北。幕末の最後の戦いとされる戊辰戦争は、ここで幕を閉じます。戊辰戦争が終わった後、すぐに蝦夷地と呼ばれていた北海道は現代の北海道という名前に改名され、本格的に北海道の開拓がはじまりました。それから紆余曲折を経て、一時期は様々な県があった時もありましたが、最終的に1886年、北海道庁が置かれ、現在の北海道の基礎をつくりました。もともと開拓地で人の少なかった北海道にも、第二世界大戦後は植民地からの帰還者、また復員兵の受け入れ先として、北海道の人口は徐々に増えていき、現在の北海道の形が出来上がりました。

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